色を扱う一番の基本は光の管理
心地よい色をもっと暮らしの中へ
[太陽光に含まれるバランスの良い波長の光]
地球上に降り注ぐ、無色透明に見える太陽光の白色光は短波長から中波長、そして長波長の各波長の色光を豊かにバランスよく含んでいます。色を正確に判断するためには、この(晴天の)太陽光を参照するか、太陽光に成分を極力近づけた照明を使うことが不可欠です。
右の画像は、普通に採取できる晴天の太陽光をプリズムで分光(白色のような複合光を波長ごとの単色光に分けた画像)させたもの。色彩の歴史的には、かのニュートンが発見したプロセスです、このようなレインボーカラーのグラデーションはスペクトルと呼びます。
[早期からプロ仕様の標準光を各地で発表・提唱してきました]
右の画像は日本色彩学会関係の都内イベントの記録画像ですが、この10年は、色彩の専門家の皆様だけでなく、デザインや色に関わる専門家の皆様に各地で「高精度のプロ仕様の照明を扱う」デモンストレーションやイベントで詳しい解説を重ねてきました。。
カラーや色彩の専門キャリアや訓練を受けていれば、光に関わらず色は正確に判断できると一部では過信、誤解され、全く介さない方もいらしゃいますが、特に若い世代の新進のカラーリストや色彩の専門家、研究家が「目の前の色はその見え方を100%光に依存する」という意味をよくご理解さなり、カラー診断やカラーの現場の改善に積極的に着手なさっています。
[LED照明の導入についてリサーチも進行中]
例えば、超寿命や省エネ、熱を帯びない利点が先行して語られるLED照明ですが、イルドクルールでは安全性含めまだパーソナルカラー診断含むカラーの業務への使用は見送っています。
それは、照明に含まれる光の成分とパワーを表す分光分布を見れば明らかで、現状イルドクルールが採用する(非LED照明)光源の演色評価指数(その照明が色が本来の色に見えるパーセンテージ)Ra99AAAであるのに対し、それと同等のLEDが市場にまだほぼ出回っていないことも問題です。
また、LED照明独特の光自体の安定性の低さや擬似的に白色光に見せている青色ダイオードによる色彩的弊害、また設置条件による光の屈折による色光の方よりもまだ解決待ちの案件が山積です。
[標準光はショッピングやメイクアップ、様々な場所での関心事]
標準光の必要な場はパーソナルカラー診断の現場だけではありません。例えば、服や小物の色物のショッピング、店頭の色と持ち帰った商品の色のギャップはクレームにつながります。
他にも、演色性や照度が低い、または色温度が不適切な場所でコスメ選びやメイクアップをした場合、意図した商品が手に入らない、無駄が増える、メイクにあっては色が映えない、顔色全体が悪い、不健康に見える、等々のデメリットも。
メイクもファッションもショッピングも、もちろん、食事も、適材適所な照明が必要であることは言うまでもありません。
★お問い合わせ/ご予約はメールかお電話でお気軽にどうぞ。
【お問合せ電話】イルドクルール福岡 092-731-0365
▶︎メールで問い合わせる
※上記リンクでメーラーが立ち上がらない場合はお手数ですが
color@e-sikisai.com までメールをお送りください。
お問合せページへ